Heavenly engage ring あらすじ
それは近くの未来、或いは遠い過去。
その世界では『輪廻』と呼ばれる現象が科学的に解明されつつあった。
人々はオリハルコンで造られたメビウスリングで魂の行方をコントロールしようと試みていた。
多くの才によって栄華を極めたこの世界では、もはや人が人に生まれ変わる必然性もなく、植物や動物、果ては無機物にまで自由に魂を宿すことが出来た。
しかしこの装置は記憶に揺らぎをもたらすという特性をもっていた。極めて物事を忘却しやすくなるのだ。
それにも関わらず何故か人々は概ね幸せを全うして日々を暮らしていた。
とある時代、独りの天賦の才をもったものが生まれた。
彼は忘却することを拒んだ。そして様々な常識を覆しアンチタンというオリハルコンに変わる物質を生成することに成功する。
#巨鳥ルフ=アムルゼスの空飛ぶ羽毛マント
#ムーン王国
#ナキボクロ
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